職業別

公務員でも個人再生できる?―公務員の再生相談1

個人再生を希望するのはこんな方

個人再生を希望される公務員の相談者もたくさんいらっしゃいます。

希望される所属、地位も様々で、地方公務員、国家公務員、現業(バス、電車や清掃関係者)などがいらっしゃいます。

公務員の場合、破産、再生を理由に失職するということはないので、職業上の制限はありませんが、住宅ローン特約の利用のため、再生を希望される方が多いです。

支払いに苦慮しても、安定した収入が見込まれる公務員は、一般的には再生を通しやすい業種と言えるでしょう。もっとも、公務員特有の注意点もいくつかありますので、これから全5回に分けてご説明します。

 

 

公務員でも個人再生できる?―公務員の再生相談1

共済や互助会からの借入―公務員の再生相談2

借入先によるデメリット―公務員の再生相談3

退職見込金が高額だと返済額が増える?―公務員の再生相談4

再生手続中に転籍することになったら―公務員の再生相談5

監修者情報

弁護士

吉田浩司(よしだこうじ)

専門分野:債務整理事件(任意整理・個人再生・自己破産など)

2004年(旧)司法試験合格 2006年弁護士登録、2010年8月にTMG法律事務所開業。任意整理、個人再生、自己破産等の債務整理事件に数多く取り組んでいる。特に個人再生の取扱が多い。